株式会社田代コンサルティング

アサーションについて

2020/8/11(火)

パワハラ防止法が施行されて2カ月が過ぎたと言っても、人事部ではコロナ対応に時間が割かれ、これを機に何か新しい施策を始めたという会社は少ないかもしれない。

パワハラ防止を突き詰めると、マネジメントとコミュニケーションの問題にぶち当たる。前者は、上司の叱り方がとても重要になるし、後者は組織の壁をなくす取り組みや個々人が良質なコミュニケーション手法を身に着けることが大事になってくる。

私が考えるに、人間関係を円滑にし、パワハラ防止に最も効果のあるコミュニケーションが「アサーション(Assertion)」である。アサーションとは、「自分も相手も大切にする自己表現」で、具体的には、「自分の考え、欲求、気持ちなどを率直に、正直に、その場の状況にあった適切な方法で述べること」ということである。(出典:日本アサーション協会のHP

アサーションは、とても奥が深くてすぐに身に着くものではないかもしれないが、自他尊重のコミュニケーションであるアサーションを学ぶことは、豊かな人間の関わりをもたらすコミュニケーションを取り戻すことでもある。もっと早い時期に出会っていればよかったとも思うが、今からでも決して遅くはなく、普段の生活の中でも意識して実践していきたいと思う。

先日、アサーションの第一人者である平木典子先生の講演(オンライン)を受講して、ますますその意を強くした。日本アサーション協会では、「協働のためのアサーション・トレーニング」も開講されており、きっと組織の人間関係の改善に威力を発揮するだろう。この秋にでも受講してみたい。
「協働のためのアサーション・トレーニング」

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